マダニ

2015年のマダニに関する主なニュース

<12月>

マダニ感染症、80代患者が死亡 県内2例目 /鹿児島 (2015年12月14日 毎日新聞)

県は14日、県内の80代男性が、マダニが媒介するウイルス性感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に感染し、
死亡したと発表した。
因果関係は不明。
SFTS患者の確認は今年6例目で、死亡は2例目。

県によると、男性は11月29日に発熱などの症状を訴え、受診。
12月4日に症状が悪化し、死亡した。
11日、国立感染症研究所の検査でSFTS感染が確定した。
男性はほぼ毎日、山に薪取りに行っていたという。



<11月>

マダニは刺されてもパニックにならないで!【オーストラリア】 (2015年11月12日 ワゥコリア)

子供と自分が刺されるまでは、マダニという生き物について知りませんでした。
オーストラリアではTICK(ティック)と呼ばれています。
自然が多い環境のせいか普通に存在します。
自分が刺されてから気が付いたのですが、春になると「Tick season, Be aware!」
「ティックの季節です。気を付けましょう!」のサインをよく見かけます。
息子が刺されたのが最初でした。
頭に何かあると、本人が気が付いたのです。
スイカの種のようなものが頭から出ています。
抜こうとしても抜けず、爪で切ろうとしても切れません。
よーく見ると・・・。急いでネットで調べて、テッィクと判明しました。
そのまま医者に連れて行きましたが、医者は何とも落ち着いたもの。
ピンセットで取ってくれました。
この時にマダニがきれいに取れたかがポイントです。
残っていると、よくありません。
翌日、幼稚園で先生に話しても、「あー、いやね。」ぐらいの反応です。
多くの人が私も刺された!と言います。
オーストラリアでは日常なんですね。

自分のときは何気に頭に手をやったら、突起に気が付きました。
息子のときに手で触れたものと似た感触です。
主人に確認してもらうと、遠慮なく「気持ちわりー!!!」と、もう2度目なので慣れたもの。
医者での待ち時間がもったいない!
嫌がる主人に無理やり、ピンセットで引き抜いてもらいました。
抜いた後は、局所的に抜いたところだけが痛かったです。
2‐3時間は痛みが続きましたが、それで済みました。

息子は山にハイキングに行ったあと、自分は緑多い自然公園での誕生パーティーに招待されたあとでした。
息子は野球帽をかぶっていたので、ほんの少しの隙間から刺されたと思われますし、
自分も子供たちがサッカーを楽しむのを横で立ってみていただけです。
特に草むらに入り込んだわけでもなく、植物を楽しんだわけでもないのです。
刺されるときには、刺されるということがよくわかりました。
長袖長ズボンでしっかりガードしていても、刺されますから、一番の対策は、常に身体をチェックすることです。
発見が早いと大事に至ることは少ないです。
早ければ早いに越したことはありません。
山など緑の多い場所に行ったとは全身くまなくチェックをしましょう。
そしてもし見つけたら、焦らず、ピンセットでしっかりつまんで、まっすぐ引っこ抜きましょう。
大事なことはマダニの体をきれいに取り除くことです。
足の本数を必ず確認してください。
自信がない時は無理せず、医者に行くことをおススメします。



マダニ感染、80代男性死亡 宮崎 (2015年11月12日 産経WEST)

宮崎県は12日、マダニが媒介するウイルス性感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」で、
県内の80代男性が死亡したと発表した。

県によると、死者は県内で9人目。
男性は10月下旬に発熱や体のだるさなどの症状を訴え、宮崎市の医療機関に入院。
数日後に死亡した。

国立感染症研究所(東京)がウイルスを確認した。
男性の体にはダニにかまれた痕があった。
海外渡航歴はなかった。



【イタすぎるセレブ達・番外編】アヴリル・ラヴィーン「病を乗り越えつつある」検査時の写真を公開。 (2015年11月12日 楽天ウーマン)

今年、ライム病(病原体を持つマダニに刺されて感染する病気)にかかっていると公表し
ファンを驚かせた歌姫アヴリル・ラヴィーン(31)。
彼女がこのほど病院で撮った写真を公開し、現在の体調を明かした。

ライム病にかかり、一時は寝たきりとなり死をも意識したというアヴリル・ラヴィーン。
彼女が2枚目の写真をインスタグラムにて公開し、現状をこうファンに報告した。

「ライム病を乗り越えつつあるの。」
「お医者さんがニッコリ笑って、どれくらい良くなっているのか教えてくれる。これって良い気分だわ。」

また1枚目の写真に「闘って勝つの」というキャプションを添えたアヴリルは、この笑顔。
一時よりずいぶん痩せたようにも見えるが、何か月にも及ぶ寝たきり生活を経たとは信じがたいほど、その笑顔は明るい。
ちなみに今年の初夏にアヴリルはTVインタビューに登場し、「治療は約半分終わった」と告白していた。
一時は常に息苦しく「話すことも動くこともできなかった」というが、家族に支えられ治療を続けた結果、
ずいぶん調子は良くなっているようだ。



マダニ媒介SFTS、感染源の飼い犬に注意 (2015年11月05日 GTニュース)

マダニが媒介する感染症「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)などの人と
動物に共通する感染症を取り上げたシンポジウム(日本医師会、日本獣医師会主催)が6日、東京都内で開かれた。
特に国内で感染報告が相次いだSFTSについては、専門家が飼い犬やアライグマなどが感染源となる恐れを指摘。
致死率が高いことを挙げ、「エボラのような感染症が日本国内にもあることを知るべきだ」と警鐘を鳴らした。



簡単駆除でノミ・マダニにサヨナラ! (2015年11月3日 GTニュース)

一年中が活動期!?ノミ・マダニにご用心!
ずいぶん涼しくなってきて、過ごしやすい季節になってきましたね。
これからワンちゃんを連れての外出の機会が増えてくると思います。
その際、注意していただきたいのが、ノミ・マダニです!
ノミ・マダニのピークシーズンは過ぎましたが、ノミ・マダニは13℃以上の環境で繁殖可能なため、まだまだ油断できません。
また寒くなってきても、室内では年中この環境が整っているので、一年中ノミは活動期として増殖してしまいます。

気になる予防方法は?
飼い主さんならばわが子同然のワンちゃんの健康は気になるもの。
でも、ノミやマダニは嫌だけれど、お散歩やお出かけは心ゆくまで楽しみたいですよね。
実は、簡単にノミ・マダニを駆除する方法があります。
一般的に使われているのはこの3つです。

1.スプレータイプ
2.首の後ろにたらすスポットタイプ
3..内服薬

スプレータイプは、全身にふらなければなりませんが、即効性があり、
スピーディー にノミ・マダニを駆除することができます。
また生後数日より使用することができます。
首の後ろにたらす スポットタイプは、少量で皮膚表面の皮脂層に広がり、24時間以内に全身をカバーできます。
またノミの卵や幼虫の発育まで阻止できるものもあります。
内服薬は皮膚が弱い子や、神経質な為、液体を滴下後、調子を崩してしまうような子にオススメです。
これらの方法の中から、ワンちゃんのライフスタイルにより合ったものを選択してあげましょう。



<10月>

日本紅斑熱の発症が過去最多、マダニ生息域拡大か 鳥取県 (2015年10月30日 朝日新聞)

鳥取県内で今年7月以降、マダニが媒介する感染症「日本紅斑熱」を発症する人が8人に上り、
年間発症者数で過去最多となっている。
8人とも畑仕事などをした後に発熱などの症状を訴えており、
県は「農作業の際には肌をできるだけ出さない服装をするなどマダニに刺されないようにしてほしい」と呼びかけている。

日本紅斑熱はリケッチアという病原体を持つマダニに刺されて感染する。
刺されて2〜8日ほどで高熱や頭痛などの症状が出る。
また、発疹が手足や顔に出て全身へと広がる。
1984年に徳島県で初めて確認され、鳥取県内では2007年に初めて発症者が出た。

県東部福祉保健事務所(鳥取保健所)によると、県内での発症者は昨年まで年間0〜3人だったが、
今年は今月初めまでで8人に急増した。
刺されたとみられる場所は鳥取市の1人を除き岩美町だ。
07〜14年の11人も9人が岩美町で、2人が鳥取市となっている。

今年の8人はいずれも畑仕事や墓地での草取りなどの後に発熱し、入院した。
腕などに刺し口が残り、野外で刺されたとみられている。

年間の発症者数が過去最多になり、鳥取保健所と県衛生環境研究所(湯梨浜町)、
岩美町の担当者が9月に同町役場に集まり、対策を協議。
今年は発症者の多くが山林に入らず平野部でマダニに刺されたとみられるケースが多いことが議論になった。

研究所の担当者らは山間部での鳥獣対策が進み、人里に姿を現すようになったイノシシや
シカにくっついてマダニが生息域を広げていることが背景にあるのではないかと推測。
マダニに注意を呼びかけている。

■活動、12月ごろまで
病原体を媒介するマダニは野山の草むらにひそみ、春から秋にかけて盛んに活動する。
県内でも12月ごろまで刺される可能性があるという。
刺されないようにするには、長袖の上着や長ズボン、手袋などで肌の露出を減らしたり、
虫よけスプレーをかけたりすることが有効だ。
マダニは人の体に付着してもすぐには刺さないことが多いといい、
鳥取保健所は野外作業の後に入浴し、服を着替えることも勧めている。

発熱などの症状が出た時はすぐに医療機関を受診するのも肝心だ。
県内でも発熱から1週間受診せず症状が悪化した例がある。

マダニが媒介する感染症には、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)もある。
13年に国内で初めて確認され、下痢や発熱、嘔吐などの症状が出る。
県内での発生例は確認されていないが、今年9月までに西日本を中心とした20府県で158人の感染が確認され、
うち43人が死亡している。
鳥取保健所健康支援課の最首信和係長は「県内でもいつ発生してもおかしくはない。
体調が悪く、ダニに刺された心当たりがあれば速やかに受診してほしい」と話している。

マダニ



マダニに注意を/県内、今年2人死亡 (2015年10月15日 四国新聞)

マダニが媒介する「日本紅斑(こうはん)熱」や「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の
被害が全国で広がっている。
香川県内でも今年4月以降、日本紅斑熱に感染した2人が死亡。
1人がSFTSで入院し、治療を受けた。
県薬務感染症対策課は「真冬以外は感染の恐れがある。山歩きや農作業中は長袖、長ズボン、
帽子などで肌の露出を減らし、野外活動の後に高熱などの症状が出た場合は、
すぐに医療機関を受診してほしい」と注意を呼び掛けている。

同課によると、日本紅斑熱はマダニにかまれてから2〜8日後に高熱と発疹で発症する。
人から人への感染はなく、有効な抗生物質もあるが、重症化すると多臓器不全などを起こし、死亡するケースがある。
今年は9月末までに全国で132人(県内6人)、昨年は同240人(同7人)の発症が報告されている。

県内で今年感染した6人のうち、仲多度郡の男性が4月下旬に、三豊市の男性が9月下旬にそれぞれ死亡した。
2人とも県内の山間部や畑でかまれた可能性が高く、体の一部にかまれたとみられる傷があった。
うち1人は長袖、長ズボンを着用していたが、ひざの裏に痕跡があったという。

死亡例が目立つのがSFTS。
かまれてから5〜14日後に高熱、おう吐、下痢などの症状が出て、重症化すると意識障害やけいれんが起きる。
国立感染症研究所によると、2013年から患者が発生し、今年6月までに
近畿、中国、四国、九州で計133人が感染し、34人が死亡した。

県は感染を防ぐ注意点として▽長袖、長ズボン、長靴などで肌の露出を避ける
▽野外活動後はすぐにシャワーや入浴で体をよく洗う
▽マダニの吸着に気がついたら医療機関で処置をしてもらう―などを挙げる。
体に付いたマダニを無理に取り除くと、マダニの一部が皮膚の中に残る恐れがある。

また、野外活動後に高熱や発疹が出た場合は、医療機関にマダニ感染症の可能性を申告し、
適切な治療を受けることも大事で、県は「早期発見・早期治療が重症化を防ぐポイントになる」と注意喚起している。



マダニが媒介するSFTS、死亡した人に見られた症状とは? (2015年10月13日 Emerging infectious diseases)

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、ウイルスの感染により、高い割合で死に至る病気です。
マダニに咬まれることが主な感染源と考えられています。
2013年に韓国で見つかった35人の患者のデータから、病気の特徴が報告されました。

◆2013年の患者35人について
この研究は、韓国の全国で報告されたSFTS患者の情報のうち、
2013年に発症し診断が確定した35人について、特徴をまとめたものです。
発生地域や症状、発症後の経過などの情報が集計されました。

◆死亡例では意識障害、不明瞭発語が多い
SFTSの発症は、6月に最も多く、年間の26%にあたる9人に見られました。
発症した人のうち46%が死亡しました。
死亡した人の年齢は最低62歳で、生存した人よりも統計的に高齢である傾向が見られました。
ダニに咬まれたことに気付いていた人は13%でした。潜伏期間は、推定できた人については5日から16日でした。

よく見られた症状に、発熱のほか、胃腸症状、神経症状があり、死亡した人では生存した人よりも高い割合で、
神経症状のうち意識障害または不明瞭発語が見られました。
SFTSに対して有効な治療は知られていません。草木の多い場所に住むマダニに咬まれないよう、
野外活動では服装に気を付けるなどの対策が勧められています。
SFTSは2006年に中国で発見されて以来、こうした報告を手掛かりに研究されつつあります。



ロンドンの公園でライム病の危険性、マダニにかまれてうつる (2015年10月5日 Medエッジ)

英国ロンドン南部の2つの公園において、
ライム病を人にうつす可能性のあるマダニとの接触リスクがあると分かった。
日本でもライム病は発生するもの。
都市でも意外と身近な病気なのかもしれない。

病原体をマダニは持つ?
英国、ロンドン・スクール・オブ・ハイギエーヌ・アンド・トロピカル・メディシンの
ジェームス・ローガン氏らの研究グループが、獣医学系の専門誌
メディカル・アンド・ベテリナリー・エントモロジー誌において2015年9月24日に報告している。

研究グループは、ロンドンの4つの公園において、マダニの存在と、
そのマダニはライム病を引き起こすボレリア・ブルグドルフェリを持っているかについて検証した。

幼虫の2%に
ウィンブルドン・コモンとハンプトン・コートではマダニは見つからなかったが、
リッチモンド公園では1109匹、ブッシー公園では9匹が見つかった。
そのうち無作為に選んだ280匹を対象として、ライム病の病原体に感染しているか分子学による技術を用いて分析した。

その結果、ブッシー公園では感染しているマダニは見られなかった。
リッチモンド公園では6匹の幼虫がライム病の病原体を持っており、
一時的にこの公園内にいる幼虫の2.1%が感染している計算となった。

「ロンドンにおけるライム病の全リスクは非常に低いが、注意は必要。
公園に出入りしたあとで体をチェックし、マダニがいればできるだけ早く取り除かなければならない」
と研究者は注意している。

日本でもライム病は存在するほか、マダニに刺されて起こる病気は複数ある。
注意は必要だろう。



<9月>

西日本でマダニ感染拡大 41人死亡、有効なワクチンなし (2015年9月29日 J-CAST)

西日本で、マダニにかまれることで感染する「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)が拡大している。
国立感染症研究所によると、2015年8月26日時点で41人が死亡した。
うち30人が70代、80代で高齢者を中心に被害が深刻化している。

SFTSは国内で2013年1月、海外渡航歴のない罹患(りかん)者が初めて報告された。
ウイルスに感染すると、6日〜2週間の潜伏期を経て発熱や吐き気、おう吐、腹痛などが起き、
頭痛や意識障害、失語、さらには出血症状も引き起こす。
致死率は6.3〜30%で、今のところ有効や薬剤やワクチンがなく、対症的な治療法のみにとどまる。

国立感染症研究所によると、発症例151例のうち上位は宮崎県23例、愛媛県20例、高知県16例、
広島県15例(いずれも8月26日現在)だ。石川県では9月2日にSFTS患者が確認され、3日に亡くなった。
また広島県は9月1日、ウェブサイト上でSFTSの感染に関する注意喚起を掲載した。
マダニは春から秋に多く発生するため、
「森林や草むら、藪など、マダニが多く生息する場所に入る場合には、肌の露出を少なくする」
「長袖・長ズボンを着用する」
「シャツの裾はズボンの中に、ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れる」
よう呼びかけた。



マダニに注意 県内3人目の感染症患者 (2015年9月25日 紀伊民報)

マダニが媒介して死亡することもある感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の
和歌山県内3人目の患者が8月に確認された。野山に行く機会が増える季節となったことから、
県健康推進課は「今後、患者が増える可能性もある。
野山では肌を露出しないなどの対策を講じてほしい」と呼び掛けている。

県内のSFTS患者は今年に入って初めて。
有田市内の70歳男性が8月上旬に医療機関の診断を受けて分かった。
どこでかまれたかは分かっていない。
県内での患者初確認は2014年6月、農作業中にダニにかまれた日高郡の70代女性だった。
2人目は同年7月、農作業中にかまれた日高郡の80代男性。

SFTSウイルスに感染すると、発熱やおう吐などの症状が出て意識障害などを起こし、死亡することもある。
厚生労働省の調べによると、国内の患者数は今年9月3日現在で計157人、うち43人が死亡している。
発生地域は西日本に集中しているが、今年に入って東方へ広がる傾向にあるという。
県健康推進課は「ダニの生息している可能性がある場所から帰宅後はかまれていないか確認してほしい。
ダニにかまれていたら、無理に引き抜かず、すぐ医療機関で受診してほしい」と話している。



ダニが媒介する感染症に注意 (2015年9月20日 産経ニュース)

ダニの一種である「マダニ」が媒介する、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)という感染症を知っていますか。
日本では平成25年に初めて確認された人の感染症で、
発熱や腹痛などを引き起こし、死に至るケースも報告されています。

SFTSは、ウイルスを保有しているマダニにかまれることで感染します。
マダニは山や川のなどの草むらに生息しています。

犬や猫などの動物は、ウイルスに感染しても発症しないと考えられています。
しかし、動物に付着したマダニが人をかむ恐れはあります。
また、マダニはSFTS以外の感染症を媒介する可能性もあるので、ダニにかまれやすい犬などは、
月に1度くらいのペースでダニの駆除薬を投与するなど、予防を徹底することが重要です。

散歩などで外出したあとは、動物の皮膚をよく確認してください。
万が一、ダニを見つけた場合は、決して無理に取ろうとしてはいけません。
ダニの体が破れて皮膚内に残ってしまうと、その部分が化膿(かのう)してしまうこともあるからです。
なるべく早く動物病院へ行き、専用のピンセットで獣医師に除去してもらうようにしましょう。

行楽シーズンを迎え、動物と一緒にアウトドアレジャーに出かける方も多いのではないでしょうか?
アウトドアを楽しむときには、動物だけではなく、飼い主も肌の露出を避けるなど対策を取りましょう。



鹿児島県内50代男性、マダニ感染症 今年5人目 (2015年9月20日 毎日新聞)

鹿児島県は14日、県内在住の50代男性がマダニにかまれて
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に感染したと発表した。
入院して治療を受けた結果、症状が回復し同日退院したという。
今年の県内の患者は計5人となった。

県健康増進課によると、男性は8月下旬に39度台の発熱や頭痛、筋肉痛などの症状があって2カ所の医療機関で受診。
改善しなかったため、別の医療機関で受診し、県環境保健センターと国立感染症研究所で血液を調べたところ、感染がわかった。
男性は発症前、水田の草取りをしたといい、左ひざの裏側にダニにかまれた痕があった。
県は、予防策として「山林や草むらなどに入るときは、長袖、長ズボンを着用し、肌を露出しないように」と呼びかけている。



SFTS:久留米の男性、マダニ感染症 筑後地区初 /福岡 (2015年9月20日 毎日新聞)

久留米市保健所は19日、同市の30代男性が、
マダニが媒介するウイルス性感染症・重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に感染していたと発表した。
筑後地区初の感染例。男性は回復している。
保健所によると、男性は8月16日に発熱や頭痛などを発症。
国立感染症研究所で抗体検査をした結果、9月18日に陽性と確認された。



SFTS:70代がマダニ感染 県内の死者4人に /徳島 (2015年9月17日 毎日新聞)

県は16日、マダニが媒介するウイルス性感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に
県内の70代男性が感染し、7日に死亡したと発表した。
県内のSFTSによる死者は4人目。男性は普段から農作業に従事していたという。

県健康増進課によると、男性は8月末に発熱や全身の倦怠(けんたい)感を訴え、31日に入院した。
ダニにかまれた痕はないがSFTSの症状があったため、病院は徳島保健所へ連絡した。
国立感染症研究所の確定検査で感染が確認された。



サンフランシスコでマダニ感染症のリスク、米国スタンフォード大学が報告 (2015年9月5日 読売新聞)

日本ではマダニを通して感染する「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」という感染症が問題になっている。
海外でも、マダニを通した感染症のリスクが高まっているようだ。

米国スタンフォード大学のダン・サルケルド氏らの研究グループが、
プロスワン(PLos ONE)誌において2015年8月19日に報告。同大学が紹介している。

研究グループは、カリフォルニア州においてサンフランシスコの北側から南側まで20カ所から622匹のマダニを集めて、
そのマダニが持っているDNAを取り出して分析した。
そこから病原体が多いと確認した。東海岸と比べて、人の病原体で発見された細菌、
「ボレリア・ミヤモトイ」という細菌に感染している若マダニが多かった。
ボレリア・ミヤモトイは、マダニに刺されて起こるライム病のような症状を引き起こす。
皮膚が赤くなって熱が出てくる。

若マダニは成マダニよりもかなり小さいため、人間の皮膚上で見つけにくい。
「湾岸地域のレジャーエリアで過ごす人は、ライム病のようなマダニ媒介疾患のリスクが実在すると知っておく必要がある」と
研究者は語っている。

危ないマダニは場所によってさまざまであるようだ。
研究グループによると、感染していないマダニの密度、感染したマダニの密度、病気のリスクは、
生息場所や地理的地域によって大きな差がある。

研究グループによると、マダニ媒介疾患にかかる率は、沿岸の樫中心の森で最も高いと見られている。
マダニ媒介疾患のリスクは、これまで考えられていたよりもセコイアと呼ばれる杉の森で高いと見られるという。
マダニの密度そのものは低いが、マダニは常に生息し、ライム病の原因となる
ボレリア・ミヤモトイとボレリア・ブルグドルフェリを持っていると説明する。
予防的な対策や啓蒙をするには、どこで多いと断定するには根拠は弱いようだ。

マダニに刺されてライム病のような症状が起こっても、診断が難しいという。
初期には熱、頭痛、疲労が起こって、肌が赤くなってくる発疹が見られることもある。
治療を受けずに放置しておくと、感染によって関節炎、関節痛、免疫不全など幅広い健康問題を引き起こす可能性がある。
抗生物質による治療でほとんどの人は回復するが、通常の処方薬が効かない場合もある。

感染リスクについて現地の情報を大切にすると良いとも研究グループは説明する。
日本でもマダニと病気の関係が注目されている。感染症を起こす場合もあると知っておきたい。



マダニ感染症が北上中、41人死亡…草むらで肌露出控えて (2015年9月5日 読売新聞)

マダニにかまれることで感染する「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」が、西日本から北上している。
2013年に山口県で初の感染者が報告されて以降、主に九州や中国、四国地方で確認されたのに続き、
今年6月に京都で初めて感染患者が発生。
3日には、北陸で初めて感染が確認された石川県志賀町の60歳代男性が死亡した。
マダニは秋にも活動するため、県は「森林や草むらに入る際は、肌の露出を控えてほしい」と呼びかけている。

中国、四国地方以西で多く確認されていたSFTSウイルスの感染者が今年6月、京都府で初めて確認された。
感染した80歳代女性は、発熱と具合の悪さを訴えて入院し、血液検査でウイルスが検出された。
女性はその後回復し、退院した。
石川県健康推進課は今月3日、マダニにかまれた志賀町の60歳代男性の感染を県内で初確認し、
男性は経過観察の後、容体が悪化し、同日死亡した。8月下旬から発熱や筋肉痛などを訴え、
「マダニに刺された」と話していたという。同町はチラシやタウンメール、防災無線などで注意喚起した。

国立感染症研究所(東京都)によると、SFTSは13年1月、国内で初めて確認された。
マダニの活動が活発になる春から秋にかけて発症者が見られ、発熱や頭痛、筋肉痛、失語症などの神経症状、
頸部けいぶリンパ節の腫れなどを伴う。特に高齢者は重症になりやすい。

同研究所のまとめ(8月26日時点)によると、全国の累計患者数は151人で、うち41人が死亡。
死亡者はいずれも50歳代以上で70歳代以上が33人を占める。
有効な薬剤やワクチンは開発されていないのが実情だ。

マダニの成虫は通常3〜4ミリで、室内でよく見られるイエダニより3〜8倍大きく、
血を吸うと1センチ以上に膨らむ。
森林や草地、畑などの屋外に生息する。
かまれても必ず発症するわけではなく、6日〜2週間の潜伏期間があり、
発熱や下痢、吐き気などの症状が出ることがある。

宮崎県と並んで最多の8人の死者が出た愛媛県は、原因調査と対策に全力を挙げる。
同県衛生環境研究所でマダニ約2000匹を検査したところ、マダニの種類によってウイルス保有率は6〜31%に上り、
全国調査の5〜15%より高いことが判明。
チラシ配布や講習などを通して県民に啓発した結果、感染者数は、
昨年度と一昨年度の計20人から、今年度は1人に減った。

これまでに5人の死者が出た山口県は、全国の感染情報を県のホームページで発信している。
同県環境保健センターの調しらべ恒明所長(58)は
「西日本から範囲が拡大しているが、マダニ対策への理解を深めれば危険性は大きく減る」と話している。

◇マダニから身を守るための留意点
〈1〉草むらなどに入る時は、長袖、長ズボン、手袋、長靴、帽子、手袋を着用し、
  首筋にはタオルを巻くなど肌の露出を避ける。
〈2〉マダニが生息する草地ややぶ、森林などで長時間寝ころんだり、座ったりしない。

〈3〉帰宅の際、上着や作業着は家の中に持ち込まないようにする。
  粘着テープで服に付いたダニを取り除くなどする。

〈4〉かまれた場合、無理に引き抜くとマダニの顎などが皮膚内に残ることがあるため、取ったり潰したりせずに、
  すぐに医療機関を受診する。

マダニの被害の分布



マダニ感染、60代男性死亡 北陸3県で初 (2015年9月3日 産経ニュース)

石川県は3日、マダニが媒介するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に
県内の60代男性が感染し、死亡したと発表した。
県によると、北陸3県でSFTSの感染者が確認されるのは初めて。
男性は8月、発熱や筋肉痛の症状があり入院し、今月3日に死亡した。
男性にはダニにかまれた痕があり、国立感染症研究所の検査で感染が確認された。

SFTSは、ウイルスを保有するマダニにかまれることで感染。
発熱や頭痛、下痢などの症状をもたらし、重症化すると、死亡することもある。
石川県によると、これまで西日本を中心に19府県で150を超える感染例が確認されている。



SFTS:マダニの感染症予防へ共同調査 県と国立研究所 /愛媛 (2015年9月3日 毎日新聞)

マダニが媒介する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ウイルスについて、
県と国立感染症研究所が患者の感染や発症の傾向をみる共同調査を続けている。
現時点で治療薬やワクチンがないため、感染予防につなげる。

SFTSは、マダニにかまれると感染する場合がある。
国内では2013年に初めて確認されて以降、西日本の18府県で144人が発症、うち44人が死亡した。
患者はほとんどが60代以上で、県内では患者21人が確認され、8人が死亡した。
死者数は全国最多。

調査は中・南予地区の農林業従事者で、50代以上の660人が対象。
血液検査、居住地やマダニにかまれたかどうか、ペット飼育の有無などを尋ね、発症との因果関係を探る。
年度内に調査結果をまとめる。



マダニ媒介「日本紅斑熱」で80代男性死亡 広島県尾道市 (2015年9月2日 毎日放送)

広島県は2日、マダニが媒介する感染症「日本紅斑熱」に同県尾道市の80代男性が感染し、死亡したと発表した。
県によると、男性は1日、急な発熱や倦怠感を訴えて同市内の病院に救急搬送され、2日に死亡。
同日、県の施設で血液検査をしたところ、日本紅斑熱と判明した。
8月下旬、近所の畑付近を歩いていてマダニにかまれたとみられるという。
日本紅斑熱は病原体「リケッチア」の感染によって起き、2〜8日の潜伏期間後に発熱や発疹などの症状が出る。



<8月>

目黒寄生虫館で蚊やダニの特別講座 生きた蚊を使った実験も (2015年8月31日 目黒経済新聞)

下目黒の目黒寄生虫館(目黒区下目黒4、TEL 03-3716-1264)で、
9月5日、/6日、蚊やダニの特別講座「デング熱だけじゃない!蚊やダニから身を守ろう」、
「血を吸うムシってどんなムシ?〜蚊かやマダニのふしぎ〜」が開かれる。

同講座は、今年5月よりから特別展示している「今年も蚊にはご用心!」にちなんだ同講座は今回で3回目となる。
5日は誰でも参加できる「デング熱だけじゃない!蚊やダニから身を守ろう」の講座。
東京滋恵会医科大学教授の嘉糠洋陸(かぬかひろたか)さんを迎え招き、
蚊やダニの生態、それらを媒体とする病気の話、伝染病を防ぐための方法などを講義する。
6日は「血を吸うムシってどんなムシ?〜蚊やマダニのふしぎ〜」で親子での参加条件。
東京滋恵会医科大学の助教授により、生きた蚊やダニを使った実験を通して通じて生態について説明する学ぶ。

同館研究員の巖城隆(いわきたかし)さんは、
「伝染病のことについて危険から身を守る方法を学ぶ講座となっているが、
身近にいる蚊やダニの生態も知ってもらいたい」と話す。

前回の講座では10代から70代までの幅広い年齢層が参加。
中にはメモを取りながら熱心に受講している参加者の姿もあった。
親子教室に参加した親子は、生きた蚊やダニの生態を見て、盛り上がっていた。

開館時間は10時〜17時。入館無料(寄付金制)。
休館は月曜と年末年始(月曜が祝日の場合は直近の平日が休館)。



日本ダニ学会・日本衛生動物学会共催公開シンポジウム「マダニ媒介感染症の現状」 (2015年8月21日 ビッグローブニュース)

日本ダニ学会と日本衛生動物学会は、公開シンポジウム「マダニ媒介感染症の現状」を、
2015年9月12日(土)に法政大学市ケ谷キャンパスで共催します。

本シンポジウムは、9月11日(金)〜13日(日)に法政大学市ケ谷キャンパスのボアソナード・タワーで開催される、
第24回日本ダニ学会東京大会中のイベントとして行われます。
最近西日本で死者を出しているマダニ媒介による感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」を取り上げて、
マダニ媒介性感染症について理解を深めるとともに、ダニが媒介する感染症対策として
「今、そして今後」何が必要かを議論する場としたいと考えています。

公開シンポジウム ウェブサイト
https://sites.google.com/site/2015acarology/symp

【開催概要】
<日時>
2015年9月12日(土) 16:20?17:50

<会場>
法政大学市ケ谷キャンパス ボアソナード・タワー26階 スカイホール
(東京都千代田区富士見2-17-1)

<主催>
日本ダニ学会、日本衛生動物学会

<後援>
法政大学国際文化学部、法政大学自然科学センター、法政大学生命科学部応用植物科学科

<プログラム>
司会:川端 寛樹(日本衛生動物学会)・五箇 公一(日本ダニ学会)
1) 「病原微生物感染に関与するマダニ生物活性分子について」
  田仲 哲也 先生(鹿児島大学)
2) 「サーベイランスから推定されるSFTSウイルス伝播サイクル」
  宇田 晶彦 先生(国立感染症研究所)
3) 「ダニ媒介性ウイルス感染症の現状(仮題)」
  西條 政幸 先生(国立感染症研究所)
4) 「野生動物界と人間社会のインターフェースとしてのダニ媒介感染症問題」
  五箇 公一 先生(国立環境研究所)

<参加>
参加費無料/定員100人

<申し込み>
不要

<その他>
本シンポジウムは第24回日本ダニ学会東京大会に合わせて開催されています。
学会の一般講演への参加には、学会参加費が別途必要です。
大会費 4,000円(学生 2,000円)、懇親会費 6,500円(学生 3,000円)
※大学生、大学院生、研究生等が学生に該当します

【詳細URL】
・公開シンポジウムウェブサイト
https://sites.google.com/site/2015acarology/symp
・第24回日本ダニ学会東京大会ウェブサイト
https://sites.google.com/site/2015acarology/



SFTS:マダニ媒介、感染 県内で今年初 /熊本 (2015年8月12日 毎日新聞)

県は11日、天草郡の女性(78)がマダニが媒介するウイルス性感染症
「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に感染したと発表した。
発熱や血小板・白血球の減少などの症状があって一時入院したが、現在は快方に向かっているという。

県によると、女性は7月26日に発熱して受診。国立感染症研究所の検査で感染が分かった。
今年に入って県内では初の感染確認で、全国では2日までに33件が報告されている。



死亡率高いマダニ感染症 全国初の抗体保有調査始まる 愛媛 (2015年8月7日 産経WEST)

マダニを媒介して感染するウイルス性感染症「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)の死者数が
全国的にも多い愛媛県は、国立感染症研究所(東京)と共同でウイルスに対する抗体保有の調査を始めた。
県によると、住民のウイルス抗体の調査は全国で初めてという。
SFTSの根本的な治療法は確立されておらず、県は「調査を実態把握の第一歩としたい」としている。

県によると、SFTSはマダニにかまれて感染し、発熱や下痢、腹痛などを発症し、
重症化すると死亡することもある。
国内では平成25年1月に初めて患者の報告があり、
今年6月28日までに西日本の18府県で141人の患者が確認され、44人が死亡している。
愛媛では8人が亡くなっており、死者数は宮崎県と並んで全国最多という。

調査は今後の予防対策に役立てるのが目的。
対象はマダニにかまれるリスクが高い農林業に従事している50歳以上の660人。
採血によるウイルス抗体の保有調査をはじめ、マダニにかまれたことがあるかなどを聞き取り、
感染・発症のリスクを調べていく。
同研究所が年内に抗体検査を終え、調査結果を来年3月までに公表する予定。

JAえひめ中央伊予営農支援センター(伊予市)で7日、採血調査があり、29人が協力。
同市内でミカンとキウイフルーツを栽培している渡辺清子さん(70)は
「毎日のように農園で作業をするのでマダニにかまれたことはある。今後の対策に役立てばと協力した」。
同市内の果樹栽培農家の松浦義憲さん(67)は「肌を露出しないなどマダニ対策はしているが、
やはりかまれる。亡くなった人もいるので不安はある」と話した。

県立衛生環境研究所の四宮博人所長は「重症化するリスクが高い人の要因などが分かれば、具体的な対策がとれる。
今後の予防法の研究につなげていきたい」と述べた。



<7月>

マダニ感染症 新たに2人確認 (2015年7月31日 読売新聞)

県は30日、県内の60歳代男性と80歳代女性が、
マダニを介して感染する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)を発症したと発表した。
2人とも入院し、快方に向かっているという。
県内での今年の感染確認は計4人となった。
発表によると、男性は8日以降、下痢や発熱などの症状が出て、15日に医療機関を受診。
右足にダニにかまれた痕があった。
女性は6月21日に食欲不振になり、同28日に診察を受けた。
発症前、畑で農作業をしていたという。
2人とも国立感染症研究所(東京)の検査で感染が確認された。

県は「山林や草むらなどに入る際はマダニにかまれないよう、
長袖、長ズボンを着用して肌の露出を少なくしてほしい」と呼びかけている。



BBQやキャンプで生足はNG!マダニにかまれて最悪死亡も (2015年7月20日 オーヴォ)

夏本番! BBQやキャンプに出掛ける人も少なくないと思いますが、
服装にはきちんと注意していますか?
同世代の友だちが集まる場所ではオシャレにも気を付けないといけないので、
女性も男性も町中で着るような露出度の高い洋服をチョイスしてしまいがち。

ですがそうした肌を露出した軽装が、文字通り命取りになるとしたらどうでしょうか?
そこで今回は、国立感染症研究所の情報を基に、
野山でかまれると危険なマダニのリスクについてまとめたいと思います。

BBQやキャンプ後の高熱は要注意
そもそもマダニとはどのような生き物か、ご存じでしょうか?
畳やカーペットに居るダニと似たような生き物だと考えてしまいがちですが、
実は野山や畑などに生息し、シカやイノシシ、野ウサギなどに寄生して吸血する生物です。
BBQやキャンプで野山に近付けば人間にも寄生して、
頭を皮膚の中に潜り込ませ、かみついて吸血を開始します。
特に5月以降、夏に向けてマダニの活動が活発化するので、一層の注意が必要なのですね。

仮にかまれたマダニがウイルスや菌を持っていた場合、
日本紅斑熱、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)など深刻な病気に罹患(りかん)してしまう恐れも・・・。
実際、過去に日本でもマダニにかまれた人が死亡したケースもあるほどです。

次は、かまれた場合の対処予防法をご紹介します。
では、マダニの被害に遭わないためには、どうすればいいのでしょうか?
あるいは、万が一かまれてしまった場合は、どうすればいいのでしょうか?

まず、被害に遭わないためには、肌の露出を可能な限り避ける必要があります。
これから先どんどん暑くなるので露出をしたくなりますが、
手首、足首、首周りと3つの首は露出を避ける必要があります。
半ズボンやサンダルはもちろんNGですね。
その上でツツガムシ用の虫よけを使うと、多少は予防の効果があるとか。

万が一、手足などにマダニが寄生していると分かったら、決して自分で引っこ抜いてはいけません。
マダニは皮膚に深く食い付いているので、無理に引っこ抜けば、
顔と胴体がちぎれて顔だけが皮膚の奥に残ってしまいます。

発見した段階で、近くに皮膚科などの医療機関があれば、
すぐに足を運んで処置をしてもらいましょう。

マダニのウイルスは6日から14日間は潜伏をすると言われているので、
マダニにかまれた後は2週間ほど体調の変化に注目して、
熱が出た場合はあらためて医療機関に足を運んでください。

以上、BBQやキャンプで注意したいマダニのリスクをまとめましたが、いかがでしたか?
マダニは犬などのペットにも寄生します。
何も気付かずペットを家の中に連れ帰ってしまったために、自宅で二次被害に遭う恐れもあります。
BBQやキャンプ後は、家に入る前にペットの体にマダニが付いていないかチェックしてください。
もちろん自分の衣類にも付着していないか調べてから家に入ると安心ですね。

マダニリスク



全国初 マダニ感染症、県が抗体保有率調査へ (2015年7月11日 愛媛新聞)

マダニにかまれて感染する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)による
愛媛県内の死者数が全国最多となる中、県は10日、中南予の660人を対象にウイルスに対する
抗体の保有率調査を国立感染症研究所(東京)と始めると発表した。

SFTSの抗体保有率は現在、不明とされており、感染や発症の傾向を探って予防対策に役立てる。
県によると、住民に対するSFTSウイルス抗体の保有率調査は全国で初めて。
調査は県内で確認された患者21人の傾向から、
農林業に従事する50歳以上の南予600人、中予60人が対象。
7月中旬から採血し16年3月に結果を公表する。
SFTSウイルスに対する抗体の有無から過去に感染したかどうかを調べ、
年齢や職業、居住場所、既往歴、マダニ刺咬(しこう)歴などを聞き取り、
重症化した患者との比較などから因果関係を解析する。



どうぶつと生きる:散歩の犬をマダニから守る (2015年7月3日 毎日新聞)

自然の中で愛犬とアウトドアライフを楽しめる夏がやってきた。
心配なのが、野外に存在する害虫。
近年注目されるマダニは、飼い主が予防策を取っていても、犬が無防備では万全とはいえない。
共に暮らす犬もマダニから守ることが重要だ。

●吸血し感染症媒介
「身近な存在のマダニは見た目の不快感だけでなく、人にも、
犬にも感染症を媒介する危険な生き物だと知ってほしい」。
小動物寄生虫学の専門家で、獣医学術コンサルタントの佐伯英治博士は警鐘を鳴らす。

マダニは8本の脚を持ち、クモの仲間の節足動物で、
ダニの中では肉眼でも見られる大型に分類される。
全世界で約900種類を確認し、日本国内に分布するのは約50種類だ。
卵からふ化後、幼ダニ→若ダニ→成ダニと脱皮して発育する。
この成長や産卵のための唯一の栄養源となるのが「動物の血液」だという。
マダニにとって動物に寄生し、吸血することは欠かせない。
「吸血時に出す唾液を介して、動物の体内に病原体を感染させることがある」と説明する。

●取るときは病院へ
マダニに寄生されるリスクを減らすためにも、どのような場所に生息しているかを知っておきたい。
「葉っぱの裏など日が当たらず、適度な湿度がある場所を好む」という。
山中だけでなく、身近な公園や河川敷の草むらなどにも潜んでいる可能性は高い。
「動物の二酸化炭素や体温、振動などの刺激を感知して、
そばを通り過ぎるのを待ち、その動物の体表へ乗り移る」のだ。
吸血し満腹になると、落下して地上に戻る。
そのため発育期ごとに寄生する動物が変わる。

散歩中、茂みに顔を突っ込んでいた愛犬の鼻先に突如、
無数の黒いイボのようなものが付着していたら驚くだろう。
「犬の場合、毛が少なく皮膚の柔らかい部分が寄生されやすい」と指摘するのは、
マダニ駆除に対応した犬用の薬「フォートレオン(R)」を販売する
バイエル薬品の獣医師、鍵和田哲史さんだ。

すぐにでも犬からマダニを取りたくなるが、それは禁物。
吸血時のマダニの口器(くちばし)は、セメントのような物質で犬の皮膚にしっかり固定されている。
「無理に引き抜くと、口器だけが皮膚の中に残り、化膿(かのう)することがある。
取り除くのに切開が必要な場合も」と指摘する。
まずは、かかりつけの動物病院に相談することを勧める。
飼い主が取る場合も、手で直接触らず、市販されている専用ピンセットなどを使う。
取ったマダニはつぶしてはいけない。
「体液に病原体が含まれている恐れがあるから」だ。
ガムテープに挟み捨てるといい。

「マダニを家の中に持ち込まないためにも、外出後は犬の耳や内股、おしりの周り、
指の間などをよく確認してあげてほしい」と鍵和田さん。

佐伯博士は「マダニが吸血を始めて48時間以内であれば、
病原体に感染する可能性は低いと言われている」と話す。
ただ、体長が1ミリほどの幼ダニや若ダニは見つけにくい。
数ミリの成ダニなら飼い主が気づけるかもしれないが、
目につきやすいのは約1〜2週間の吸血で2センチ台までなったときだろう。

●人も肌の露出避けて
近年、マダニが犬に被害をもたらす感染症の一つとして「犬バベシア症」の恐ろしさが叫ばれている。
バベシアという小さな寄生虫に犬が感染すると、赤血球を破壊され貧血などを引き起こす。
「死に至ることや、治療しても完治しない場合もある。
感染地域は全国に広がりつつある」と佐伯博士。
「マダニにかまれないことが身を守る最良の予防策」と強調する。

マダニが活発に活動するのは春から秋にかけての印象があるが、
冬季も活動的な種類もいる。年間を通しての対策が求められる。
「犬の場合は一定期間、マダニを駆除できる薬がある」と助言する。
薬剤を付けたり、飲ませたりするタイプが選べる。
一方、人間の場合、マダニが媒介し死者も出ている重症熱性血小板減少症候群(SFTS)が気になる。
露出を避けた服装や、虫よけ効果の高いディートを用いるなど地道に寄生を防ぐしかない。

人と動物の健康は切り離して考えることはできない。
事前にリスクに備えることは、飼い主の使命でもある。



ダニが媒介する感染症「SFTS」が拡大し中国で年間40人以上の死亡、日本でも (2015年7月1日 medley)

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は日本初の感染者が2012年に見つかったことを含め、
中国で2009年に発見されて以来、感染は拡大を続けていると考えられています。
原因はダニが媒介するウイルスで、夏に多く、発熱や出血などの症状を起こし、
重症では死に至ることもあります。
予防法・治療法は発見されていません。
中国などの研究班が、これまでの発症例をもとに、発症のリスクが高い地域のマップを作成しました。

◆マダニが主な感染源
SFTSは中国で2013年の1年間に676人に発症し、そのうち48人が死亡しました。
河南省、山東省、湖北省で特に発症・死亡が多く報告されています。
マダニを介してウイルスに感染する場合が多いと考えられています。

◆中国東部は高リスク
研究班は、これまでの発症例の解析から、高温多雨やマダニが生息しているなど、
地域ごとの発症に関連する要因を探し出し、リスクが高い地域のマップを作成しました。
すでに多くの感染者が見つかっている地域のほか、
中国東部の吉林省、遼寧省、安徽省、浙江省でも今後の発症が予想されています。
日本でもこれまでに計100人以上がSFTSを発症し、うち30人以上が死亡したことが報告されています。
厚生労働省はマダニに咬まれないようにするなどの対策を勧めています。
これからの行楽シーズン、山歩きをするときは長袖長ズボンを着るなどの対策をした方がいいでしょう。



<6月>

マダニ感染 福岡の80代女性が死亡 (2015年6月18日 産経新聞)

福岡県は26日、マダニが媒介するウイルス性感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に
同県宮若市の80代女性が感染し、24日に死亡していたと発表した。
県によると、女性は下痢や体のだるさなどの症状を訴え、15日に県内の医療機関で受診。
20日から別の医療機関に入院していた。
国立感染症研究所(東京)が検体を調べ、26日にウイルスを確認。
ダニにかまれた痕は確認できなかった。



マダニ感染症、九州で猛威 57人発症、全国の4割強 (2015年6月18日 西日本新聞)

マダニが媒介するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)が広がっている。
感染者が確認されていなかった福岡県内で5月に初めて見つかり、感染者は九州の全7県に拡大した。
西日本新聞のまとめでは、宮崎県で全国最多の23人が感染し8人が死亡するなど、
今月18日までに7県の感染者は累計57人。SFTSに有効な治療法や特効薬はなく、
専門家は「致死率は約3割。国内で確認されたウイルス感染症の中で最も高い」と指摘。
マダニの活動期の春から秋にかけて感染が増えることから、
マダニにかまれるなどした場合は早めの受診を呼び掛けている。
国立感染症研究所(東京)によると、国内初の感染が確認されたのは2013年1月。
今年5月末までの感染者数は122人(九州52人)で、うち34人が届け出時点で死亡していた。
50〜80代を中心に近畿以西の16県で確認され、九州7県で全国の4割強を占める。

なぜ九州に多いのか。
同研究所によると、マダニは国内に広く生息しているが、
比較的温暖な九州は生息数が多く、活動期も長いためとみられる。
SFTSはウイルスを持つマダニにかまれることで人に感染する。
痛みやかゆみはほとんどなく、気付かないうちに感染していたケースもある。
血液中の血小板や白血球が減少し、6日〜2週間の潜伏期間を経て、
高熱や嘔吐(おうと)、下痢などの症状が出る。
心臓病や糖尿病などの持病がある高齢者は重症化しやすいという。
マダニは、主に草むらや山林などに生息しており、農作業や山歩きなどでは注意が必要。
このうち感染源となるのはフタトゲチマダニやタカサゴキララマダニなどとみられるが、
ウイルスを持つ個体は数%に限られ、かまれても必ず感染するわけではないという。
通常3〜8ミリの個体は血を吸うと1〜2センチに肥大。
一度かむと1週間以上血を吸い続けることもある。
ペットの犬や猫に付いたマダニにかまれる恐れもあり、
目の細かなくしをかけたり、駆除剤を使ったりするのも効果がある。
同研究所の西條政幸ウイルス第1部長は「13年の初確認以前は『原因不明』と診断されていたケースが、
研究が進んでSFTSと特定できるようになった。
治療法など不明な点も多く、かまれないように注意することが一番の予防になる」と話している。



鹿児島県で今年2人目のマダニ感染症 60代女性、快方へ (2015年6月16日 毎日新聞)

県は15日、70代女性と80代男性がマダニが媒介するウイルス性感染症
「重症熱性血小板減少症候群」に感染したと発表した。
2人は入院したが快方に向かっている。
県内での感染は今年3人目。

発表によると、女性は柳井健康福祉センター管内(柳井市、周防大島町、上関町、田布施町、平生町)に、
男性は宇部健康福祉センター管内(宇部市、山陽小野田市、美祢市)に居住。
それぞれ5月下旬、6月上旬に発熱した。
県は草むらなどダニの生息場所に入る際は長袖や長ズボンを着用するなど注意を呼びかけている。



鹿児島県で今年2人目のマダニ感染症 60代女性、快方へ (2015年6月13日 朝日新聞)

県は12日、県内の60代女性が、
マダニが媒介する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に感染した、と発表した。
県内の医療機関に入院中で、快方に向かっているという。

県健康増進課によると、女性は発熱し、倦怠(けんたい)感を訴えて1日に入院。
翌日に白血球と血小板が減少するなどし、検査で陽性と判明した。
SFTSはウイルスが引き起こす病気で、ウイルスを持ったマダニにかまれて感染する。
女性からダニの刺し口は確認できず、どこでかまれたかも不明という。

県内の感染者は今年に入って2人目。
1人目の70代女性は死亡している。
県はマダニにかまれないよう、山林や草むら、やぶに入る場合は
長袖、長ズボンで肌の露出を少なくするよう呼びかけている。



福岡)5歳児がマダニ感染症 (2015年6月12日 朝日新聞)

 北九州市は11日、京都郡内の女児(5)が、
マダニが媒介する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に感染した、と発表した。
市生活衛生課によると5月30日、女児の左耳の後ろのリンパ節が腫れているのが確認された。
翌日から高熱や吐き気に見舞われ、頭頂部にダニにかまれた跡があったため、市内の病院に入院。
検査で陽性と判明した。女児は9日に退院し、快方に向かっているという。
SFTSは、2011年に初めて特定されたウイルスが引き起こす病気。
県内では5月に粕屋郡内の30代女性が感染しており、今回が2例目という。



宮崎)今年4例目のマダニ感染症 延岡の60代女性 (2015年6月6日 アピタル)

県は4日、延岡市の60代女性がマダニにかまれ、
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に感染したと発表した。
県内での感染者は今年4例目。
県によると、女性は5月上旬ごろに発熱や頭痛などの症状を訴え、近くの医療機関を受診した。
快方に向かっているという。



マダニが感染源のSFTSで死亡 (2015年6月4日 OBSニュース)

マダニがウイルスを媒介して発症する重症熱性血小板減少症候群=SFTSで、
5月末に佐伯市の80代の男性が死亡していたことが分かりました。
県は5日会見を開き重症熱性血小板減少症候群=SFTSによって
佐伯市の80代の男性が死亡していたことを発表しました。
男性は5月26日に発熱や食欲不振を訴えて佐伯市内の病院を受診。
血液検査で血小板や白血球の減少が見られたことから国立感染症研究所で調べた結果、
SFTSウイルスに感染していたことが判明しました。
SFTSはイノシシや鹿が生息する野山などにいるマダニに咬まれて発症するもので、
有効な治療法はありません。
これまでに全国で34人が死亡。
県内での死亡事例は初めてです。
県は、マダニに咬まれないため山林に入るときは
長袖や長ズボンで肌の露出を少なくするよう注意を呼びかけています。



SFTS:マダニ媒介感染ウイルスで死亡 安芸高田の女性 /広島 (2015年6月3日 アピタル)

県は4日、マダニが媒介するウイルス性感染症
「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に安芸高田市内の70代の女性が感染し、
死亡したと発表した。

県によると、女性は今月1日に発熱や体のだるさを訴え、広島市内の病院に入院。
4日に死亡した。広島市衛生研究所が血液を検査し、3日にSFTSウイルスを確認した。
マダニにかまれた痕は無かったという。

県内では5月5日に呉市内の80代の女性がSFTSウイルスに感染して死亡しており、今年2例目。
県は皮膚の露出部分を少なくするなど、マダニにかまれない対策を取るよう呼びかけている。



<5月>

宮崎)日南の70代がマダニ感染症 今年3例目 (2015年5月28日 アピタル)

県は28日、日南市の70代女性がマダニにかまれ、
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に感染したと発表した。県内での感染者は今年3例目。
県によると、女性は5月上旬ごろに発熱や下痢などの症状を訴え、近くの医療機関を受診した。
快方に向かっているという。



マダニ感染症、各地で…鹿児島・宮崎では死者 (2015年5月28日 高知新聞)

マダニにかまれることで感染し、死亡することもある
「重症熱性血小板減少症候群」が、今年も各地で確認され始めた。

九州・山口では大分、鹿児島、宮崎県に続き、19日には福岡県でも、これまでで初めて確認された。
国や各県は「かまれて症状が出たら、すぐに受診を」と呼びかけている。

福岡県粕屋郡の30歳代女性が12日、発熱、下痢などの症状を訴え、
14日に福岡市の病院に入院した。
首にダニにかまれた痕があり、市保健環境研究所や国立感染症研究所の検査でSFTSと確認された。
福岡県ではこれが初の患者で、県保健衛生課は啓発リーフレットの作成を進めるなど、注意喚起を強めている。

国立感染症研究所によると、SFTSは2013年に国内で初めて確認された。
マダニが増える春から秋にかけて発症者が見られ、発熱や腹痛のほか、
頭痛、筋肉痛、頸部けいぶリンパ節の腫れなどを伴う。
高齢者では重症になるケースも多く、死に至ることもある。
同研究所の26日のまとめ(5月17日時点)によると、
全国の累計患者数は116人で、すべて西日本での発生。
このうち、34人が届け出時に死亡している。

鹿児島県では今年4月、70歳代女性が死亡。宮崎県では今月、
2人の患者が確認され、宮崎市の60歳代男性が死亡した。
宮崎県の患者は累計で21人、死者は8人となり、ともに愛媛県と並んで全国で最も多い。

マダニは成虫で通常3〜4ミリだが、血を吸うと1センチ以上になる。
家のダニとは種類が違い、森林や草地、畑などの屋外に生息する。
必ずしも発症するわけではないが、数日〜2週間後に発熱や下痢、吐き気などの症状が出ることがある。

西條政幸・同研究所ウイルス第一部長は「原因となるマダニは西日本に多い。
農作業に従事する人などは十分に注意し、
もし症状が出たらすぐに対処できるよう知識を身につけてほしい」と話している。



80代の女性がマダニ感染症で入院 高知県内で今年初確認 (2015年5月25日 高知新聞)

高知県は25日、県内在住の80代女性がウイルス性感染症
「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に感染したと発表した。
県内では2015年初確認。
かまれた痕は見つからなかったが、マダニが原因とみられる。

SFTSは主にマダニを介して感染。
かまれてから6〜14日で発熱や嘔吐(おうと)、下痢などの症状が出始める。
2014年、高知県内では11例中1人が死亡し、
国内では2015年に入り今月17日までに7例が報告されている。



三重)マダニに注意 日本紅斑熱は8年連続で全国最多 (2015年5月22日 アピタル)

野山のマダニに注意するシーズンがやって来た。
マダニで感染する「日本紅斑熱(こうはんねつ)」の県内の発症者は、
昨年まで8年連続で全国最多だ。
致死率10%を超す重症熱性血小板減少症候群(SFTS)のウイルスを持つマダニも
県内で確認されている。
県薬務感染症対策課は「野山に入るときは肌を出さないように」と注意を呼びかけている。

マダニは、室内にいるイエダニやヒョウヒダニとは違って、野山の草むらなどに潜む。
春から秋にかけて活動が盛んで、体長数ミリだが、血を吸って1センチ以上に膨れるものもいる。

日本紅斑熱は、1984年に特定された病原体
「リケッチア」を持つマダニに刺されると感染する。
2〜8日後に40度前後の高熱、頭痛、関節痛といった症状が急に表れる。
かゆみのない米粒大の赤い斑点が、手足や顔に多数出て全身に広がる。
命にかかわるケースは少ないが、重症化すると意識障害やけいれんを起こすこともある。



SFTS:マダニ感染症、県内で初確認 粕屋郡の女性 /福岡 (2015年5月20日 毎日新聞)

福岡市は19日、マダニが媒介するウイルス性感染症「重症熱性血小板減少症候群」に、
粕屋郡在住の30代の女性が感染したと発表した。
県内での感染は初で、全国では119例目。

市によると、女性は発熱などを訴え入院中だが、意識はあるという。
女性が受診した市内の病院から市保健環境研究所に検査依頼があり、陽性を確認。
国立感染症研究所での検査でも陽性だった。

マダニは野山や畑などに生息し、春から秋に活発に活動する。
市は「草むらなどに入る場合は肌を露出せず、
もしかまれた場合はマダニを無理に取ろうとせずにすぐに病院で受診を」と呼びかけている。



マダニ感染症に注意…5〜9月に集中、国内で32人死亡 (2015年5月10日 シネマトゥデイ)

高知県は、ウイルスを保有するマダニから感染する
重症熱性血小板減少症候群(SFTS◎)への注意を呼びかけている。

県内では昨年、11人が感染(うち1人が死亡)しており、うち9人が、5〜9月に集中。
県は「マダニは、春から秋にかけて活発に活動する。
キャンプなどで、マダニが生息する野山に行く時は、特に気をつけて」としている。

マダニにかまれない具体的な対策は、
▽露出のない長袖、長ズボンを着用する
▽地面に直接寝ころんだりせず、敷物を使う
▽野山に入った後は、できるだけ早くに入浴し、体からマダニを取り除く――など。

症状は、発熱と急激な体調の悪化。
輸血や点滴などで改善するが、かまれてから2週間程度は発熱などの体調の変化に注意が必要という。
県は、かまれた場合は、自分でダニを取らずに皮膚科で受診するよう呼びかけている。

同症候群は、2013年1月、国内で初めて確認。
厚生労働省の調査では、全国の広い範囲でウイルスを持つマダニの存在が確認されている。
国立感染症研究所のデータでは15年4月8日までに、
国内では110人が感染し、このうち32人が死亡している。



「フルハウス」のアシュレイ・オルセン ライム病を患い闘病中 (2015年5月10日 シネマトゥデイ)

テレビドラマ「フルハウス」のアシュレイ・オルセンが、
歌手のアヴリル・ラヴィーンがかかったことでも知られるライム病を患っていると米OK!誌が報じた。
ライム病は、鹿や野鳥などについたマダニによって感染する病気で、
重い関節炎や皮膚炎、神経症状や心疾患などの症状を引き起こす病気だ。

情報筋によると、病状はかなり悪く、悪化しているとのこと。
「病気が進行してから診断されたため、早期発見による治療を受けることができなかったんです。
乗り切るしかありません。仕事に顔を出してもやつれきっていますよ。
不機嫌なことも多く、かなり大変な思いをしているようです」と情報筋はコメントしている。

アヴリルも、闘病中は死んでしまうかと思ったとコメントするほど、
ライム病はつらい病気だという。
「息ができず、しゃべることも動くこともできなかった。死ぬんだと思ったわ。
虫にかまれただけでこんなことになるなんて思いもしなかった。
5か月も寝たきりだったのよ」とアヴリルは言い、その闘病生活を歌にまでしたという。

「フルハウス」のアシュレイ・オルセンがライム病に感染



マダニ媒介の感染症で呉の女性が死亡 広島県 (2015年5月9日 朝日新聞)

呉市は8日、市内の80代女性が、マダニが媒介する重症熱性血小板減少症候群に感染し、
5日に死亡したと発表した。
県によると、県内での今年の感染者確認は2例目。
死者は2012年以来、2人目。
呉市保健所によると、女性は農作業後、不調を訴えて4月27日に病院に入院し、
検査でSFTSが陽性だった。
マダニは春から秋にかけて活動が盛んになるため、
市保健所は野外での作業時に皮膚の露出を減らすなど予防対策の徹底を呼びかけている。



マダニ感染でおう吐、宮崎の60代男性死亡 (2015年5月8日 産経WEST)

宮崎市は8日、マダニが媒介するウイルス性感染症
「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に市内の60代男性が感染し、
5日に死亡したと発表した。

市によると、男性は嘔吐の症状を訴え、4月27日に市内の医療機関を受診。
その後、リンパ節の腫れや食欲不振の症状で、同30日に入院した。

国立感染症研究所(東京)が検体を調べ、ウイルスを確認した。
男性の体にはダニにかまれた痕は確認できず、海外渡航歴もなかった。



中国で新たな病原体が発生、既に人で広範囲に感染との見方、ダニが媒介か (2015年5月6日 Medエッジ)

米国と中国の研究グループが、中国で新たな病原体を確認、
既に人で広範囲に感染していると見られると報告した。
ダニにかまれて感染する病原体だ。

ヤギからうつる?
米国・中国の研究グループが、有力医学誌の感染症版である
ランセット・インフェクシャス・ディズィ―ズ誌で報告した。

ダニが媒介する病気は世界中で健康被害を起こしている。
ダニがさまざまな病原体を運び、人や家畜に伝染する。
症状も多様で、重症化、致死的なものもある。

研究グループは、新種の病原体に「アナプラズマ・カプラ」と命名している。
アナプラズマは家畜では、関連する種類は血液の赤血球に感染して
貧血を起こす病気として知られている。
ヤギに感染している場合が多く、ヤギを意味する「カプラ」と付けている。
ほかの動物に感染している可能性もある。

研究グループによると、今後さらに詳しく研究する必要があるが、
既に広範囲で人に感染している可能性がある。

研究グループが中国北部で2014年春の1カ月間にわたってダニにかまれて
症状が起きた477人について解析。
結果として、28人(6%)がこの新種のバクテリアに感染していたと分かった。

シュルツェマダニにかまれて感染か
症状は発熱、頭痛、疲労感、めまい、筋肉痛。
ドキシサイクリンという抗菌薬で治療に成功した。

シュルツェマダニとして知られているダニから感染すると思われる。
このダニは東欧からロシア、アジアに生息しており、
日本でも北海道や本州以南の山岳地帯で見られる。
数十億人が生活する地域にわたっており、重要な問題になり得るという。

新興の感染症として注意したい。



マダニ感染症注意呼びかけ (2015年5月1日 読売新聞)

県は、マダニを介して感染する「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)の
発症が増加するシーズンを迎えたとして、
外出する機会が増える大型連休中に野山などでマダニにかまれないよう注意を呼びかけている。

SFTSは2011年に中国で初めて発見され、国内では13年1月に山口県で初の死者が確認された。
県内では翌2月に成人男性の死亡が確認されるなど、
これまでに60〜80歳代を中心に19人が発症し、うち7人が死亡した。

県感染症対策室によると、発症数、死亡数とも愛媛県(20人発症、8人死亡)に次いで2番目に多い。
なぜ県内で発症するケースが多いのかは分かっていない。

13年と14年の発症数を月別に合計すると、1〜3月、10、12月は各1人だが、
4、7、8、11月は各2人、5、6月は各3人だった。
マダニの活動が活発になる春から秋は、
人が野山に入るケースも増えるため、発症数も多くなるという。
15年の発症報告は今のところない。

マダニは成虫で3〜8ミリ。
血を吸うと1センチ以上になる。
6〜14日の潜伏期間を経て発熱や嘔吐おうと、腹痛などの症状が出るが、
麻酔液に近い唾液を出すため、かまれた直後は自覚症状がない。

県はホームページで注意を呼び掛けているほか、啓発チラシを医療機関などに配布している。
同対策室は「症状が出たら早めに医療機関を受診してほしい。
医師に、野山に行ったと伝えることも必要」と話している。

◆SFTS
Severe Fever with Thrombocytopenia Syndromeの略。
マダニにかまれることでSFTSウイルスに感染する。
白血球と血小板が低下するのが特徴で、国内では西日本を中心に114人が発症し、
37人が死亡している。
山中だけでなく、民家の裏山や畑などにも生息している。

◆SFTSの感染予防法
〈1〉長袖、長ズボンを着用
〈2〉虫よけスプレーを使用
〈3〉屋外活動後はシャワー・入浴
〈4〉かまれたら医療機関へ



<4月>

マダニ感染症で70代女性死亡 鹿児島 (2015年4月28日 西日本新聞)

鹿児島県は28日、県内の70代女性がマダニが媒介するウイルス感染症
「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に感染し、死亡したと発表した。
県によると、女性は4月19日に倦怠(けんたい)感を訴え入院。
22日から発熱や下痢、白血球減少の症状が出た。
28日に国立感染症研究所で陽性を確認した。
女性は4月中旬に山に入り、ダニに腕をかまれたとみられる。



西日本で発症多発/マダニ、香川県内初の死亡例 (2015年4月24日 四国新聞)

香川県内で初の死亡例が出たマダニが媒介する日本紅斑(こうはん)熱。
香川県内では発症例がないウイルス性感染症
「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)とともに重症化するケースがあり、
2014年には全国で合わせて300の発症例が報告されている。
マダニが活動期に入るこれからは特に注意が必要だ。

日本紅斑熱は、かまれてから2〜8日後に39度以上の高熱と発疹がある。
人から人への感染はなく、有効な治療薬もあるが、重症化すると、
多臓器不全などを起こし、死亡することもある。
愛媛、徳島、和歌山を中心に西日本での発症が多く、増加傾向という。
14年は県内の7例を含め全国で240例が確認された。

死亡例が多いのはSFTSで、県内では発症例自体がないが、
全国では12年秋の初の死亡例から今年2月までに
日本紅斑熱の3倍以上の36の死亡例が報告された。
かまれてから5〜14日後に38度以上の発熱、おう吐、下痢などの症状が出て
重症化すると意識障害やけいれんが起きる。

マダニの活動は春から活発となり、真夏をピークに初冬まで続く。
二つの感染症はいずれもワクチンがなく、しかもSFTSは治療法も確立しておらず、
予防・治療体制の整備が急務となっている。

Q&A マダニによる感染症 かまれたら 触らず受診を
重症化や死亡の恐れもあるマダニによる感染症。
マダニはどんなところに生息し、かまれた場合、どう対処すればいいのか。
県薬務感染症対策課に聞いた。

Q 主な生息場所は。
A 室内にいるイエダニと違い、森林や河川敷、畑などに生息している。
野山などを散策する場合は、長袖や長ズボンのほか、
首にタオルを巻くなど、肌の露出を少なくしてほしい。

Q かまれた時に痛みはあるのか。
A 痛みやかゆみなどの症状はあまりなく、かまれたことに気付かない人も多い。
マダニは草木など地上1メートル程度の高さから人や動物に飛びつくので、
子どもは頭をかまれるケースが多い。

Q ペットに付いているマダニから感染するのか。
A 病原体を持っている場合は、かまれれば感染する可能性がある。
ペットを家の中に入れる際は、ブラッシングでマダニを除去しておくべきだ。

Q かまれた時の対処法は。
A 皮膚に付いているマダニを無理にのけようとすると、
マダニ内のウイルスや細菌が人体に入ってしまう恐れがある。
ピンセットなどで除去できたとしてもマダニの一部が残っていたら、
炎症や病気を発症する原因となるので、皮膚科や外科を受診してほしい。



マダニを防ごう 肌の露出減らすのが肝心 「怖い感染症」を媒介 (2015年4月22日 朝日新聞アピタル)

レジャーに山菜採りと、野外に出る機会が増える季節。
楽しい思い出にするためにも、蚊やハチなどの昆虫類、
ダニやクモなど昆虫以外の節足動物による虫さされは避けたいもの。
特にマダニには注意が必要です。
ヒョウヒダニなど室内にいるダニと違い、
マダニは動物が通る草むらなどに潜む。体長1〜数ミリだが、
動物やヒトの血を吸い1〜2センチになるものもいる。

マダニを介してうつる病気の一つが、ウイルスが原因の感染症、
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)だ。国立感染症研究所によると、
潜伏期間は6日〜2週間。高熱が続き、下痢や嘔吐(おうと)などの症状が出る。
特効薬は無い。

日本では2013年1月に初めて患者が報告された。
山口県で12年秋、成人女性が高熱や嘔吐、下痢などの症状が出て亡くなっていた。
白血球数が極端に低下し血小板数も減っていた。
感染研で女性の血液を調べ、SFTSウイルスが見つかった。

これまで感染研に報告された患者は愛媛19人、宮崎18人、高知14人など
和歌山・兵庫以西で計110人。
うち32人が亡くなった(15年4月8日現在)。
「20、30代の若い患者もいる。
亡くなった人は60〜80代が多く報告数では致死率は約30%。
マダニにかまれるリスクを下げることが大切だ」と感染研ウイルス第一部の西條政幸部長。

マダニ対策



GWレジャー、マダニの感染症注意 生息域は山林や野原のみならず (2015年4月16日 福井新聞)

マダニが媒介する感染症「日本紅斑熱」が昨年10月、福井県内で10年ぶりに確認された。
従来は西日本の太平洋岸での発生が中心だったが、
近年は日本海側や東北地方にも広がっている。
これからの季節は、仕事やレジャーなど屋外で活動する機会が増える。
県内の専門家は「病気を持っているマダニの割合はわずかだが、
屋外ならどこでも起こり得る『常在感染症』だ」と警鐘を鳴らす。

■医療現場も困惑
昨年、日本紅斑熱に感染した嶺南の70代男性は、
発熱と全身のだるさといったかぜのような症状でかかりつけ医を受診した。
多くの感染症に効く抗生物質でも改善せず、別の医療機関に入院した。

日本紅斑熱の特徴の一つ、赤い発疹が足や腹部に出ていたが、
入院先で治療した内科医は「原因が分からず、薬によるアレルギーの併発も疑った。
いろいろな抗生物質を試したが、全くよくならなかった」と振り返る。

患者は重症化して一時心不全の状態になり、発疹も広がっていた。
入院先の皮膚科医が前任地で日本紅斑熱を診た経験があり、感染の可能性を指摘。
治療薬を使ったところ、症状が劇的に改善した。

ただ、この皮膚科医も「患者本人は田畑には行ったが、
山や日本紅斑熱が多い地域には行っていないと話していた。
マダニに刺された記憶もなく、刺し口(痕跡)も見つからなかった。
ずっと確信が持てなかった」と話す。

マダニ媒介の感染症に詳しい福井大医学部の高田伸弘特別研究員は
「刺し口を見つけるのは診断上重要だが、分かりづらい場合もある。
治療が遅れると薬の効果が下がり、早い段階で感染の可能性を考えてほしい」と指摘する。

■動物北上で拡大か
高田さんらが2014年度に嶺南の海岸部を中心にマダニの生息状況を調べた結果、
感染症を媒介する場合が多い南方系のチマダニ類やキララマダニ類が多く見つかった。
これまで詳しく調査されていなかったが、西日本と変わらない生息状況で、嶺北も同様とみられる。

日本紅斑熱は、発生地域の拡大とともに、患者数も急激に増えている。
1984年に病気が発見されて以来、年間の発生数は10〜20例で推移していたが、
国への届け出が義務付けられた99年以降は右肩上がりで、14年は240例に上った。
病気が広く知られたこともあるが、急激に増えるシカやイノシシの北上に伴って
マダニも移動していると推測されている。

これまでに全国で110人の死亡例がある重症熱性血小板減少症候群(SFTS)も
西日本での発症が多いが、県内のマダニからはSFTSのウイルスも確認されている。

マダニが生息しているのは山林や野原だけではない。
海岸部、民家の裏庭、田畑、あぜ道、河川敷でも感染例があるという。
高田さんは「医療者にも(マダニの感染症は)山野で起こるという誤解がある。
長袖の服、長ズボンでも、マダニは裾から入ってくるので、
屋外で活動した後は刺されていないか注意してほしい」と呼び掛けている。



アヴリル・ラヴィーンもなった!春からが危険な「ライム病」とは (2015年4月18日 楽天ウーマン)

最近、人気歌手のアヴリル・ラヴィーンが、
「ライム病に罹患して、長期間の休養を余儀なくされていた」と衝撃の告白をした。
ライム病とはマダニにかまれるとなる感染症で、
発症すると発熱や筋肉・関節痛、疲労感などが起こる恐ろしい病気だ。
問題の“マダニ”は、日本でも森林や山野に潜伏していて、活動期は春から初夏、秋だという。
アウトドアへ出かけることも多いこれからの季節は注意が必要だ。
そこで今回は、海外の情報サイト『Safe Bee』の記事を参考に、マダニをよせつけないポイントをお伝えしたい。

■1:草地を避ける
マダニは主に山や森の中の草地に潜みながら、寄生対象を待つ場合が多いという。
アウトドアでキャンプやBBQなどをする時には、長い草が生えている場所や藪を避け、
靴下とスニーカー、長いパンツなどで肌を露出しないようにしよう。

■2:虫除けスプレーを使う
研究によると、虫除けスプレーの使用は予防効果があるそうだ。
化学物質はできれば使いたくないものだが、この際仕方がない。

■3:アウトドア後は“服のチェック”
山や森などの大自然の中で過ごした後は、
車や家に入る前に服にマダニが付いていないかをしっかりチェック。
家の中に持ち込んでしまい繁殖された日には、大変なことになる恐れもある。
家族や友人同士でしっかりチェックし合って、お風呂に入る前にも自分の着ていた服を確認しよう。
ウェスタン・コネチカット大学の調査では、
これだけでもライム病発生の確率が45%減少するという。

■4:ペットに寄生虫予防薬を使う
マダニはもともとネズミやシカなどに寄生し、あちこちに移動する虫だという。
当然哺乳動物である犬や猫に寄生する確率も高いので、ペットの寄生虫予防薬はお忘れなく。
屋外と屋内を行き来する動物には特に注意しよう。
また、自宅に寄生虫や病原菌を携えたネズミが発生しないよう、
食べ物の始末をきちんとしたり、掃除を頻繁にするのも基本だ。

以上、マダニを近づけないための方法を紹介したが、いかがだろうか?
どれもベーシックな方法だが、これら基本事項を忘れてしまうことは意外と多い。
これからの季節を楽しく過ごすためにも、環境に十分注意を払い、
恐ろしいライム病にかからないようにしよう。



愛媛大生マダニ被害か 上島で実習の3人 (2015年4月7日 愛媛新聞)

3月下旬に愛媛上島町で島の測量実習に参加した愛媛大の学生ら11人のうち3人が
ダニのような生き物にかまれた可能性があり、
2人が発熱するなどして病院を受診していたことが6日、分かった。
愛媛大によると、重い症状は出ていないが、
マダニが媒介する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)への感染のケースも想定して
危機管理室で情報収集している。

愛媛大広報課によると、実習は3月27〜31日の4泊5日の日程であり、
学生9人と指導教員の男性教授、男性准教授の計11人が参加。
教授は前半で実習を離れた。
実習を終えて帰宅した学生2人が4月2日、松山市の病院を受診。
うち1人は受診前に、マダニとみられる生物が体に付いていることに気付き、自分で取り除いた。
医師からは経過観察を指示された。



<3月>

知って防ごう!マダニ対処法 (2015年3月22日 ふくおか市政だより)

マダニの多くは春から秋にかけて活動が活発になり、
森林や市街地周辺の草むらなどに生息しています。
感染症を媒介することもあるのでかまれないよう注意しましょう。

【かまれないためには服装が重要】
(1)山など野外で活動する際は、長袖、長ズボン、手袋、長靴などを着用し、肌の露出を避ける。
(2)シャツの裾はズボンに、ズボンの裾は靴下に入れて隙間のないよう防御をする。
(3)帰宅時には衣類をはたき、早めに入浴してマダニがくっついてないかチェックする。
(4)脱いだ服はすぐ洗濯する。

【もし、マダニにかまれてしまったら…】
無理に引っ張り取らず、なるべく皮膚科で処置を受けましょう。
かまれて6日〜2週間後、発熱、発疹などの症状が出たら早急に医療機関で受診しましょう。



侮れないマダニの感染症 重症熱性血小板減少症候群(SFTS) (2015年3月20日 全国農業新聞)

マダニにかまれて発症する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は
2013年から2015年3月11日までに発症者が110人、うち32人が死亡し、致死率は30%以上と高い。
春から夏に発症の多いSFTS。
国立感染症研究所の沢辺京子部長は
「農作業時などダニにかまれないように気をつけてほしい」と警鐘を鳴らす。



マダニの季節がやって来る! 鳥肌モノの恐ろしい事態を防ぐために (2015年3月15日 BIGLOBEニュース)

春本番まであと少し。
心をはずませながらレジャーやお出かけの予定を立てている人も多いのではないだろうか。
しかし、ウキウキしているのは決して私たちだけではない。
数々の病原体を伝播させる「マダニ」も、春から活動期に入るのだ。
では、あなた自身や大切なペットがマダニの餌食となってしまうと、
一体どれほど凄惨な状態に置かれてしまうのだろう。
マダニの数々の特徴を解説した、とあるYouTube動画を見ると、その恐ろしい様相に言葉を失ってしまう。
まるで小豆を敷き詰めたかのように、びっしりと動物たちの身体を覆うマダニ。
人間の場合、そこまで放置してしまうことはまずないだろうが、
それにしても、目にした瞬間に思わず鳥肌が立ってしまう衝撃的な光景だ。
哺乳類・鳥類・爬虫類・両生類、そして昆虫にさえも寄生するマダニ。
クモに近い節足動物の仲間であり、様々な環境に適応できる強い生命力の持ち主だという。
吸血の際に媒介する感染症は多岐にわたるが、特に昨年は、「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」が
西日本を中心に猛威をふるい、数十人が命を落としている。
現在のところ、SFTSに対するワクチンや治療薬はなく、対症療法を行うことしかできない。
これからの季節、動物を飼っている場合はもちろんのこと、そうでない人も十分な注意が必要となる。
野山に立ち入る場合は、長袖・長ズボンを着用し、
虫除けスプレーを使用するなど、万全の対策を講じるべきだろう。

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